時事報道のメディアごとの比較をしてみる
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台風7号の概要 | 目次へ |
台風第7号(たいふうだい7ごう)は、その年の7番目に発生した台風の名称。 昭和34年台風第7号 - 1959年(昭和34年)8月12日に発生した台風。国際名は「Georgia(ジョージア)」。8月14日に静岡県富士川河口に上陸。 昭和43年台風第7号 - 1968年(昭和43年)8月7日に発生した台風。国際名は「Polly(ポリー)」。 昭和47年台風第7号 - 1972年(昭和47年)7月7日に発生した台風。国際名は「Rita(リタ)」。沖縄付近で迷走し、最も長寿台風(台風期間:19日)となった。 平成6年台風第7号 - 1994年(平成6年)7月16日に発生した台風。国際名は「Walt(ウォルト)」。 平成10年台風第7号 - 1998年(平成10年)9月17日に発生した台風。国際名は「Vicki(ヴィッキー)」。 平成14年台風第7号(NASA PD)平成14年台風第7号 - 2002年(平成14年)7月8日に発生した台風。アジア名は「Halong(ハーロン)」。7月16日に静岡県伊豆半島南部に上陸。 平成15年台風第7号 - 2003年(平成15年)7月17日に発生した台風。アジア名は「Imbudo(インブードー)」。フィリピンと中国に大きな被害を出した。 平成17年台風第7号 - 2005年(平成17年)7月22日に発生した台風。アジア名は「Banyan(バンヤン)」。 平成18年台風第7号 - 2006年(平成18年)8月6日に発生した台風。アジア名は「Maria(マリア)」。2006年の台風を参照。 平成20年台風第7号 - 2008年(平成20年)7月15日に発生した台風。アジア名は「Kalmaegi(カルマエギ)」。台湾と中国に大きな被害を出した。 平成22年台風第7号 - 2010年(平成22年)8月29日に発生した台風。アジア名は「Kompasu(コンパス)」。朝鮮半島に上陸し、韓国に大きな被害を出した。 平成27年台風第7号 - 2015年(平成27年)5月9日に発生した台風。アジア名は「Dolphin(ドルフィン)」。 平成28年台風第7号 - 2016年(平成28年)8月14日に発生した台風。アジア名は「Chanthu(チャンスー)」。 平成29年台風第7号 - 2017年(平成29年)7月22日に発生した台風。アジア名は「Roke(ロウキー)」。 平成30年台風第7号 - 2018年(平成30年)6月29日に発生した台風。アジア名は「Prapiroon(プラピルーン)」。 令和元年台風第7号 - 2019年(令和元年)7月31日に発生した台風。アジア名は「Wipha(ウィパー)」。 このページは曖昧さ回避のためのページです。一つの語句が複数の意味・職能を有する場合の水先案内のために、異なる用法を一覧にしてあります。お探しの用語に一番近い記事を選んで下さい。このページへリンクしているページを見つけたら、リンクを適切な項目に張り替えて下さい。「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=台風第7号&oldid=73846029」から取得カテゴリ: 曖昧さ回避 台風 (番号別) 隠しカテゴリ: すべての曖昧さ回避 |
国連教育科学文化機関の概要 | 目次へ |
United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization(英語)Organisation des Nations unies pour l'éducation, la science et la culture(フランス語)Организация Объединённых Наций по вопросам образования, науки и культуры(ロシア語)联合国教育、科学及文化组织(中国語)Organización de las Naciones Unidas para la Educación, la Ciencia y la Cultura(スペイン語)منظمة الأمم المتحدة للتربية والعلم والثقافة(アラビア語) 国際連合教育科学文化機関の旗概要専門機関略称UNESCO、ユネスコ代表オードレ・アズレ状況活動中活動開始1946年11月4日本部 フランス ・パリ7区フォントノワ広場 (Place de Fontenoy) 7番地公式サイト国際連合教育科学文化機関 UNESCO Portal:国際連合テンプレートを表示 フランス、パリのユネスコ本部庁舎と平和の庭園(日本庭園) 日本ユネスコ国内委員会が入居する東京都の霞が関コモンゲート東館(右側)国際連合教育科学文化機関(こくさいれんごうきょういくかがくぶんかきかん、フランス語: Organisation des Nations unies pour l'éducation, la science et la culture、英語: United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization, UNESCO ユネスコ)は、国際連合の経済社会理事会の下におかれた、教育、科学、文化の発展と推進を目的とした専門機関である。 1945年11月に44カ国の代表が集い、イギリス・ロンドンで開催された国連会議 "United Nations Conference for the establishment of an educational and cultural organization" (ECO/CONF)において11月16日に採択された[1]「国際連合教育科学文化機関憲章」(ユネスコ憲章)に基づいて1946年11月4日に設立された。 分担金(2016年現在)の最大の拠出国はアメリカ合衆国(22%)、2位は日本(9%)である(米国は拠出金支払いを全額停止している[2]ため、実質的に最大の拠出国は日本である[注 1])。 |
概要 | 専門機関 |
略称 | UNESCO、ユネスコ |
代表 | オードレ・アズレ |
状況 | 活動中 |
チュニジアの概要 | 目次へ |
チュニジア共和国(チュニジアきょうわこく、アラビア語: الجمهورية التونسية、通称チュニジアは、北アフリカのマグリブに位置する共和制をとっている国家。西にアルジェリア、南東にリビアと国境を接し、北と東は地中海に面する。地中海対岸の北東にはイタリアが存在する。首都はチュニス。 アフリカ世界と地中海世界とアラブ世界の一員であり、アフリカ連合とアラブ連盟と地中海連合とアラブ・マグレブ連合に加盟している。最も早く「アフリカ」と呼ばれ、アフリカ大陸の名前の由来になった地域である。 |
公用語 | アラビア語 |
首都 | チュニス |
最大の都市 | チュニス |
大統領 | モハメド・エンナセル(英語版)(代行) |
国連教育科学文化機関の概要 | 目次へ |
United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization(英語)Organisation des Nations unies pour l'éducation, la science et la culture(フランス語)Организация Объединённых Наций по вопросам образования, науки и культуры(ロシア語)联合国教育、科学及文化组织(中国語)Organización de las Naciones Unidas para la Educación, la Ciencia y la Cultura(スペイン語)منظمة الأمم المتحدة للتربية والعلم والثقافة(アラビア語) 国際連合教育科学文化機関の旗概要専門機関略称UNESCO、ユネスコ代表オードレ・アズレ状況活動中活動開始1946年11月4日本部 フランス ・パリ7区フォントノワ広場 (Place de Fontenoy) 7番地公式サイト国際連合教育科学文化機関 UNESCO Portal:国際連合テンプレートを表示 フランス、パリのユネスコ本部庁舎と平和の庭園(日本庭園) 日本ユネスコ国内委員会が入居する東京都の霞が関コモンゲート東館(右側)国際連合教育科学文化機関(こくさいれんごうきょういくかがくぶんかきかん、フランス語: Organisation des Nations unies pour l'éducation, la science et la culture、英語: United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization, UNESCO ユネスコ)は、国際連合の経済社会理事会の下におかれた、教育、科学、文化の発展と推進を目的とした専門機関である。 1945年11月に44カ国の代表が集い、イギリス・ロンドンで開催された国連会議 "United Nations Conference for the establishment of an educational and cultural organization" (ECO/CONF)において11月16日に採択された[1]「国際連合教育科学文化機関憲章」(ユネスコ憲章)に基づいて1946年11月4日に設立された。 分担金(2016年現在)の最大の拠出国はアメリカ合衆国(22%)、2位は日本(9%)である(米国は拠出金支払いを全額停止している[2]ため、実質的に最大の拠出国は日本である[注 1])。 |
概要 | 専門機関 |
略称 | UNESCO、ユネスコ |
代表 | オードレ・アズレ |
状況 | 活動中 |
ポルの概要 | 目次へ |
自治体庁舎州 ガリシア州県 ルーゴ県コマルカメイラ司法管轄区ルーゴ面積125.9 [1] km²教区数19居住地区数111標高505m人口1,747 人 (2012年)人口密度14.2 [1] 人/km²ガリシア語率99.50% (2011年[2])自治体首長(2011年)リノ・ロドリゲス・オネガ(PSdeG)Pol スペイン内ポルの位置 Pol ルーゴ県内ポルの位置北緯43度07分52秒 西経7度21分13秒 / 北緯43.13111度 西経7.35361度 / 43.13111; -7.35361座標: 北緯43度07分52秒 西経7度21分13秒 / 北緯43.13111度 西経7.35361度 / 43.13111; -7.35361 ポル(Pol)は、スペイン、ガリシア州、ルーゴ県の自治体、コマルカ・デ・メイラに属す。ガリシア統計局によれば、2012年の人口は1,747人(2010年:1,797人、2009年:1,865人、2007年:1,913人、2004年:1,999人)[1]。 ガリシア語話者の自治体人口に占める割合は99.50%(2001年)。 |
州 | ガリシア州 |
県 | ルーゴ県 |
コマルカ | メイラ |
司法管轄区 | ルーゴ |
日没の概要 | 目次へ |
日没(にちぼつ、英: sunset)とは、太陽系の自転する惑星や衛星において、1日に1回太陽が地平線の下に沈む現象である。日の入り(ひのいり)とも言う。本項では、ことわりのない限り地球の自転によって起こる地球での日没について述べる。 日没時刻は、太陽の縁が西の地平線の下に沈んだ瞬間として定義される。大気による日光の反射により、沈みゆく太陽の光線の経路は地平線付近で大きく曲がるため、実際の日没はおおよそ太陽の直径分だけ地平線下に沈んだ頃に起こる。日没は、太陽が地平線下約1.8度の時に起こり、空が暗くなり始める薄暮(はくぼ)とは異なる。日没と薄暮の時間を合わせて黄昏(たそがれ)と呼ぶ。 |
モモの概要 | 目次へ |
Prunus persica (L.) Batsch[3] 和名モモ英名Peachもも 生[4]100 gあたりの栄養価エネルギー167 kJ (40 kcal)炭水化物10.2 g食物繊維1.3 g脂肪0.1 gタンパク質0.6 gビタミンチアミン (B1)(1%) 0.01 mgリボフラビン (B2)(1%) 0.01 mgナイアシン (B3)(4%) 0.6 mgパントテン酸 (B5)(3%) 0.13 mgビタミンB6(2%) 0.02 mg葉酸 (B9)(1%) 5 μgビタミンC(10%) 8 mgビタミンE(5%) 0.7 mgミネラルナトリウム(0%) 1 mgカリウム(4%) 180 mgカルシウム(0%) 4 mgマグネシウム(2%) 7 mgリン(3%) 18 mg鉄分(1%) 0.1 mg亜鉛(1%) 0.1 mg銅(3%) 0.05 mg他の成分水分88.7 g水溶性食物繊維0.6 g不溶性食物繊維0.7 gビオチン(B7)0.3 µg有機酸0.4 gビタミンEはα-トコフェロールのみを示した[5]。別名: 毛桃試料: 白肉種 廃棄部位: 果皮及び核 単位 μg = マイクログラム • mg = ミリグラム IU = 国際単位 %はアメリカ合衆国における成人栄養摂取目標 (RDI) の割合。モモ(桃、学名は Amygdalus persica L.で[1][2]、Prunus persica (L.) Batsch はシノニムとなっている[3]。)はバラ科モモ属の落葉小高木。また、その果実のこと。 |
エネルギー | 167 kJ (40 kcal) |
炭水化物 | 10.2 g |
食物繊維 | 1.3 g |
脂肪 | 0.1 g |
竜巻の概要 | 目次へ |
竜巻(たつまき、英語、ドイツ語、スペイン語:Tornado)は、積乱雲の下で地上から雲へと細長く延びる高速な渦巻き状の上昇気流。トルネードとも呼ばれる。ハリケーンや台風と混同されやすいが、それらとは全く異なる。 突風の一種で、規模が小さく寿命が短い割に、猛烈な風を伴うのが特徴。地上で強い竜巻が発生すると、暴風によって森林や建物などに甚大な被害をもたらすことがあり、災害をもたらす典型的な気象現象の一つとされている。 竜巻の水平規模は平均で直径数十メートル、大規模なものでは直径数百メートルから千メートル以上に及ぶ。その中心部では猛烈な風が吹き、ときには鉄筋コンクリートや鉄骨の建物をも一瞬で崩壊させ、人間を含む動物や植物、大型の自動車なども空中に巻き上げてしまうことがある。1ヶ所に停滞するものもあるが、多くは積乱雲と共に移動する。その移動速度は様々で、まれに時速100km/hを超えることもある。 竜巻は、台風・熱帯低気圧や温帯低気圧に比べてはるかに局地的であるため、気象観測施設上を通過することが希であり、中心の気圧を実測した例はほとんどない。わずかな観測例から、中規模のもので950hPa程度と考えられる。なお、F4規模のトルネードでは、2003年、アメリカ・サウスダコタ州において850hPaの観測報告がある(右図参照)[1]。 |
ウルグアイの概要 | 目次へ |
ウルグアイ東方共和国(ウルグアイとうほうきょうわこく、スペイン語: República Oriental del Uruguay)、通称ウルグアイは、南アメリカ南東部に位置する共和制国家である。首都はモンテビデオ。北と東にブラジルと、西にアルゼンチンと国境を接しており、南は大西洋に面している。スリナムに続いて南アメリカ大陸で二番目に面積が小さい国であり、コーノ・スールの一部を占める。 面積や総人口は南米の国家としては小規模だが、チリに続いてラテンアメリカで二番目に生活水準が安定しているとされ、政治や労働は南米で最高度の自由を保っているとされるが、近年、銃器を使用した強盗が年々増加するなど治安が悪化している。 |
公用語 | スペイン語 |
首都 | モンテビデオ |
最大の都市 | モンテビデオ |
大統領 | タバレ・バスケス |
宇宙の概要 | 目次へ |
宇宙 · ビッグバン宇宙の年齢宇宙の年表宇宙の終焉初期の宇宙インフレーション · 原子核合成GWB · 宇宙ニュートリノ背景宇宙マイクロ波背景放射膨張する宇宙赤方偏移 · ハッブル=ルメートルの法則膨張宇宙モデル(英語版)フリードマン方程式FLRW計量構造形成宇宙の形宇宙の構造形成(英語版)再電離(英語版)銀河の形成と進化大規模構造銀河フィラメント成分Λ-CDMモデルダークエネルギー · 暗黒物質年表宇宙論の年表膨張する宇宙の未来観測観測的宇宙論2dF · SDSSCOBE · BOOMERanG · WMAP · プランク科学者ニュートン · アインシュタイン · ホーキング · フリードマン · ルメートル · ハッブル · ペンジアス · ウィルソン · ガモフ · ディッケ · ゼルドビッチ · マザー · ルービン · スムート · その他(英語版)表・話・編・歴宇宙の大きさ[編集]映像外部リンク 宇宙の大きさ - 2009年時点の科学的知識に基づき、宇宙背景放射が放射された面までの宇宙全体を光行距離で描いた動画 (2009年12月、アメリカ自然史博物館)宇宙の大きさについてはまだ分かっていないことが多いが、「宇宙の果て」と言えば2種類の意味がある。ひとつは、数百年前でも議論されていたことで、物理的な空間に端があるのか、相対性理論が提唱されて以降は空間は曲がってつながっていて端は無いのか、という問題として扱う場合。「宇宙の果て」は、もうひとつの意味としては、観測可能な限界ライン(宇宙の地平線)を指す。 地球から理論上観測可能な領域(観測可能な宇宙)に限って問題にすれば、半径約450億光年の球状の範囲である。ただしこの大きさは赤方偏移から計算された理論上の値であり、直接の観測によって正確に分かっているわけではない。 典型的な銀河の直径でも3万光年であり、隣どうしの銀河の間の典型的な距離は300万光年にすぎない[6]。例えば、我々人類が属している天の川銀河はざっと10万光年の直径であり[7]、我々の銀河に最も近い銀河のアンドロメダ銀河はおよそ250万光年離れている[8]。観測可能な宇宙の範囲内だけでもおそらく1000億個(1011個)の銀河が存在している[9] 。 《地球上から見ることができる宇宙の大きさ》とは、人間が物理的に観測可能な宇宙の時空の最大範囲を指す表現である。宇宙は膨張し続けているため、宇宙の大きさを表現するにはいくつかの単位がある。(距離測度(英語版)も参照のこと)「光を含む電磁波により人類が地球から観測可能な宇宙の果て」と言うと、観測できる光のなかでも、最も古い時代に光が放たれた空間のことを指している。この空間から光が放たれたとき、つまり約138億年前(宇宙の晴れ上がり直後)、この空間(観測可能な宇宙の果て)は地球がある位置から(地球を中心とする全方向に宇宙論的固有距離において)約4100万光年離れたところにあった。そしてこの空間は、地球の位置から、光の約60倍の速度[注釈 2]で遠ざかっていた、とされる。この空間までの現在の距離である共動距離(英語版)は、約450億光年[注釈 3]と推定されている。[10]宇宙の晴れ上がりの直後から約138億年の間に、宇宙は約1090倍程度に膨張したと考えられている。この空間は現在、光速の約3.5倍の速度で地球から遠ざかっている(宇宙の膨張は空間自体の膨張であるため、光速を超えることも可能である)。[要出典] 「天体から放たれた光が地球にたどり着くまでの時間に光速をかけたもの」は光行距離(英語版)と呼ばれている[注釈 4]。これは光が地球に届くまでの間に、光の旅した道のりを表す。光行距離では、電磁波により観測される宇宙[注釈 5]の果てから地球までの光の旅した道のりは約138億光年と推定されている。これは光速に宇宙の年齢をかけたものだが、この値は先に述べた2つの距離(450億光年、4100万光年)と値が異なっている。光が地球に届く間に宇宙が膨張し、そのため光の道のりが延び、また光を放った空間が遠ざかるからである。つまり、光行距離はある時刻における空間上の2点間の距離を指し示すものではない。天文学では光行距離を天体までの距離とみなすことが多いが、それは我々に届く光が旅した道のりであり、現在の天体までの距離や、天体が光を放ったときの天体までの距離を示すものではない。 現在の我々が観測することができる最も古い時代に放たれた光は、約138億年前に約4100万光年離れた空間から放たれた光である。そしてその光源がある空間は、現在450億光年の彼方にあり、光は138億年かけて138億光年の道のりを旅してきた。わずか4100万光年の距離を光が進むのに138億年もの時間を費やしたのは宇宙の膨張が地球への接近を阻んだためである(これは、流れの速い川を上流へ向かう船がなかなか前に進めないことと似ている。宇宙空間の膨張は一般相対性理論より導かれる。よって電磁波の媒質である空間の膨張により地球を基点としたときの、地球から離れた場所にある光の速度が変化しても特殊相対性理論における「光速度不変の法則」とは矛盾しない)。 我々の観測可能な領域を超える宇宙は、共動距離的な意味の場合、インフレーション理論に基づき、より広大であろうと予想されている。宇宙の大きさは、誕生から現在までの膨張速度にもよるが、レオナルド・サスキンドはインフレーション直後の宇宙の大きさは有限ながらも、 10 10 10 122 {\displaystyle 10^{10^{10^{122}}}} メガパーセクという非常に大きな値を解の1つに得ている。宇宙の大きさが有限の場合、空間は閉じており、直進すれば宇宙を1周することになる。無限であるとすれば永久に元の場所に戻ることはないが、確率的には十分遠方に至れば地球周辺と原子配置が同一の領域が存在すると言える。この領域に到達した時点で実質的に宇宙を周回したことと同じ効果があり、無限宇宙は矛盾する。 宇宙の年齢[編集]宇宙の誕生からどれだけの時間が経っているのかという疑問については古くから様々な考えが提言され、始まりも終わりも無い不変なものと考えられた時もあった[11]。しかしハッブルが宇宙の膨張を発見すると、その始まりの時期について科学的な議論が行われるようになった。ハッブルが膨張を逆算して導いた最初の計算結果による年齢は約20億年であり、地球の年齢より若くなったが、後に多くの間違いが見つかった[11]。その後の観測などで100億年以上という帰結には至っていた[11]。 2003年[11]、NASAの宇宙探査機WMAPによる宇宙マイクロ波背景放射の観測値を根拠に計算したものによると、約137億歳(正確には、13.772 ± 0.059 Gyr)と、正確な推定が行われた[12] 。この値は、他の放射年代測定を根拠に計算された110–200億歳[13]や130–150億歳[14]とする大雑把な推定値とも矛盾していない。2013年3月21日、欧州宇宙機関(ESA)は「宇宙の誕生時期がこれまでの通説より1億年古い、約138億年前(正確には、13.798 ± 0.037 Gyr)である[15]」と発表した。これはESAの人工衛星プランクにより、これまでで最高の精度で[11]宇宙マイクロ波背景放射を観測し、そのデータから作成した初期の宇宙の温度分布をもとに結果を算出した結果である。今後も観測精度の向上による年齢の詳細判明が期待される[11]。 宇宙の成分[編集] 原子でできている通常の物質は宇宙全体の5%にも満たない。宇宙は何でできているか、またその占める割合については、かつては光を含む電磁波による観測から求められていた。ところが、様々な研究を通じて必ずしも観測できるものだけが宇宙を構成しているとは考えられなくなった。やがて宇宙の成分は原子である物質ではなく、エネルギーの比で表されるようになり、むしろ未だ正体が判明しないダークマターとダークエネルギーとの割合が多数を占めるようになった[16]。宇宙マイクロ波背景放射の観測で得た宇宙初期のむらから当初試算されたエネルギー比は、ダークエネルギー72.8%・ダークマター22.7%・物質(原子)4.5%だったが[16]、宇宙探査機WMAPや人工衛星プランクの観測によって、2003年以降、精度が高められ、以下の数値になった。[17][16]。 ダークエネルギー: 68.3% 暗黒物質(ダークマター): 26.8% 原子: 4.9% 人類はその目に映る物質の根源や力の法則を明らかにする研究を続け素粒子物理学を構築している。それは宇宙開闢の様子さえ理論化に成功した。ところが、宇宙の研究においてこれらの考察が宇宙全エネルギーの4.9%程度にしかならず、残りの95%は、そのようなものがあるという程度しか理解が及んでいない。この分野への科学的探究が求められている[16]。 宇宙にある元素は、水素原子が93.3%を、ヘリウム原子が6.49%を占める。[18]また、観測可能宇宙内の原子の総数は、足し合わせると10の80乗個程度となる。 宇宙の膨張[編集]20世紀に入り行われた観測から、宇宙は膨張をしていると見なされている。だが過去には様々な考えがあった。アイザック・ニュートンは絶対時間・絶対空間の前提から導かれたニュートン力学が支持され、人々は宇宙は静的で定常であると見なしていた[5]。 1915年にアルベルト・アインシュタインが発表した一般相対性理論では、エネルギーと時空の曲率の間の関係を記述する重力場方程式(アインシュタイン方程式)があった。この方程式が導き出す宇宙の未来は、星々の重力によって宇宙は収縮に転じ、やがて一点に潰れるというものだった[5]。この解は、アインシュタイン自身やウィレム・ド・ジッター、アレクサンドル・フリードマン、ジョルジュ・ルメートルらによって導かれた。当初アインシュタインは、宇宙は定常であると考えていたため自分が見つけた解に定数(宇宙定数)を加えることで宇宙が定常になるように式に手直しを加えた[5]。 1929年にエドウィン・ハッブルが、すべての銀河が遠ざかっている事を発見し、さらに距離が遠い銀河ほど遠ざかる速度が早いことを見出した(ハッブルの法則)。この観測結果から「膨張する宇宙」という概念が生じ、アインシュタインも「人生最大の誤り」と述べ重力場方程式から宇宙定数を外した[5]。 膨張の中心[編集]すべての天体を含む宇宙全体が膨張しているため、無数の銀河がほぼ一様に分布していて、その距離に比例した速度で遠ざかっている。そのため、いずれかの銀河から見たとしても、同じ速度に見える(膨張宇宙論)。「宇宙原理を採用すれば、宇宙には果てがない」と言うため、これを信じれば宇宙膨張の中心は存在しない。銀河の後退速度が光速に等しくなる距離は、宇宙論的固有距離において地球から約150億光年のところとなる。宇宙年齢に光速をかけた距離とこの距離が近似するのは偶然である。これはハッブルが発見したため、ここまでの距離はハッブル距離、あるいはハッブル半径と呼ばれるが、これは宇宙の地平面(宇宙の事象の地平面、あるいは粒子的地平面)ではない。光速を超えて遠ざかる天体は赤方偏移Z=1.6程度の天体と考えられるが、この値を超える天体はすでに1000個程度観測されている。 宇宙の誕生[編集] ビッグバン理論では、宇宙は極端な高温高密度の状態で生まれたとされる(下)。その後、空間自体が時間の経過とともに膨張し、銀河はそれに乗って互いに離れていく(中、上)ビッグバン理論(ビッグバン仮説)では、宇宙の始まりはビッグバンと呼ばれる大爆発であったとされている。ハッブルの法則によると、地球から遠ざかる天体の速さは地球からの距離に比例している。そのため、逆に時間を遡れば、過去のある時点ではすべての天体は1点に集まっていた、つまり宇宙全体が非常に小さく高温・高密度の状態にあった、と推定される。このような初期宇宙のモデルは「ビッグバン・モデル」と呼ばれ、1940年代にジョージ・ガモフが物理学の理論へ纏め上げた[5]。 ガモフはビッグバンの時に発せられた光がマイクロ波として観測されるはずと予言した[5]。その後、1965年にアーノ・ペンジアスとロバート・W・ウィルソンによって、宇宙のあらゆる方角から放射される絶対温度3度の黒体放射に相当するマイクロ波(宇宙背景放射)が発見された。これは宇宙初期の高温な時代に放たれた熱放射の名残とみなされ、予言の正しさを裏付ける証拠とされた[5]。 ビッグバン・モデルの研究は進み、例えばその温度についてガモフは100億度程度と考えたが、後に1031度と試算されている。ビッグバン直後の宇宙には物資は存在せず、エネルギーのみが満ちた世界だったと考えられている。理論によると、物質の基礎になる素粒子は100万分の1秒が経過した頃に生じ、その時には温度が10兆度程度まで下がった。1万分の1秒後に温度は1兆度になり、陽子や中性子が出来上がった。宇宙は膨張しながらさらに冷え、3分後には水素・ヘリウム・リチウムなどの原子核や電子が生じ、温度は10億度になった。38万年が経過すると温度3800度程度になり、電子が原子核に囚われて原子となって、ビッグバンが起こった時に生じた光子が素粒子に邪魔されずに真っ直ぐ進めるようになった。これは「宇宙の晴れ上がり」と呼ばれ、この光が宇宙背景放射である[5]。原子は電気的に中性で反発しないため、やがて重力で纏まり始めて、約1~1.5億年後にはファーストスターが[19]、約9億年後には[20]星や銀河を形成するようになった[5]。 しかしその後、宇宙の地平線問題や平坦性問題といった、初期の単純なビッグバン理論では説明できない問題が出てきた。これらを解決する理論として1980年代にインフレーション理論が提唱され、ビッグバン以前に急激な膨張(インフレーション)が起こった、とされるようになった[21]。この理論では宇宙の真の誕生はビッグバンの前に無から生じ、急激な膨張(インフレーション)を経てからビッグバンが起こったという。インフレーション時に内包するエネルギーにはわずかなムラがあり、このムラが原子の集積を呼び込んだ事、またムラが一様だったため宇宙が平坦になったとしている[20]。提唱当時のインフレーション理論には観測結果が伴っていなかったが、後に精密な宇宙背景放射の測定が理論と一致する事が判明し、信頼性が高まった[20]。 宇宙の未来[編集]詳細は「宇宙の終焉」を参照宇宙定数を取り除いたアインシュタイン方程式の解が示す宇宙の未来は、膨張がやがて収縮し、最終的に一点につぶれるビッグクランチと呼ばれるモデルであった。地球表面でボールを空に投げると高く上がるが、やがて勢いが無くなり落ちて来る。同様に、膨張の原動力である熱や光の放出の力が低下し、重力が優勢になると宇宙は膨張速度を落とし、収縮に転じる。ほとんどの科学者はこのモデルを支持していた[22]。 ところが1998年に膨張速度を観測した2つのグループ[注釈 6]が、宇宙誕生後70億年頃から加速膨張が始まったと発表し、未来モデルは書き換えられた。宇宙を加速膨張させる原動力は謎のままダークエネルギーと名付けられ、将来的にこの量がどのように推移するかによって2つのモデルが作られた。ダークエネルギーの増加が続き膨張が加速され続けてやがて無限大になると、宇宙は素粒子レベルまでばらばらに引き裂かれて終焉を迎える。これはビッグリップと呼ばれる。ダークエネルギーによる膨張が無限大に達しなければ、宇宙は緩やかに膨張を続けながらも破綻しない可能性もある[22]。 宇宙の歴史[編集]詳細は「宇宙の年表」を参照宇宙の階層構造[編集] 局部銀河群最大のアンドロメダ銀河250万光年の距離地球は惑星のひとつであり、いくつかの惑星が太陽の周りを回っている。太陽とその周りを回る惑星、その周りを回る衛星、そして準惑星、小惑星や彗星が太陽系を構成している。 太陽のように自ら光っている星を恒星という。恒星が集まって星団を形成し、恒星や星団が集まって銀河を形成している。銀河に含まれる恒星の数は、小さい銀河で1000万程度、巨大な銀河では100兆個に達するものもあると見られている。 銀河は単独で存在することもあるし、集団で存在することもある。銀河の集団は、銀河群、銀河団と呼ばれる。それらがさらに集まったものは超銀河団と呼ばれる。さらに巨視的には、いくつもの超銀河団が壁状あるいは柱状に連なったようになっていて、これを銀河フィラメントと呼ぶ。壁状のものは特に銀河ウォールもしくはグレートウォール等とも呼ぶ。銀河ウォールや銀河フィラメントの周囲には銀河がほとんど存在しないような空虚な大空間が広がっていて、この空間を超空洞(ボイド)と呼ぶ。現在の科学で観測されうる最大の宇宙の構造がこの超空洞と銀河フィラメントの重層構造であり、これを宇宙の大規模構造と呼ぶ。この構造は面と空洞から成ることから「宇宙の泡構造」としてよく表現される。 我々の住む銀河は、銀河系あるいは天の川銀河と呼ばれ、2000億~4000億個の恒星が存在している。天の川銀河は直径10万光年ほどの大きさで、地球から見ると文字通り天の川となって見える。星座を形づくるような明るい星は地球の近傍にある星であり、ほとんどは数光年から千数百光年ほどの距離にある。 天の川銀河の所属する銀河群は局部銀河群と呼ばれ、局部銀河群はおとめ座超銀河団の一員である。また、おとめ座超銀河団は、「うお座・くじら座超銀河団Complex」という名の長さ10億光年の銀河フィラメントの一部である。なお、超銀河団の枠組みとしては、おとめ座超銀河団より大きな範囲となるラニアケア超銀河団を設定すべきとの考えもある。ラニアケア超銀河団の中心には、グレートアトラクターと呼ばれる巨大な重力源が存在し、おとめ座超銀河団も、それにより引きつけられている。ただし、宇宙膨張によって引き離される話のほうが大きいので近づいているわけではない。 地球から観測可能な範囲(光が届く範囲)には、少なくとも1700億個の銀河が存在すると考えられている。 メガパーセク[編集]天文的な距離を表すのには光年がよく用いられるが、銀河団間の距離や宇宙の構造を取り扱う場合にはメガパーセク (Mpc) が使われることがある。1メガパーセクは326万光年。 宇宙膨張を考慮した最大観測可能距離(共動距離):14000 Mpc 見かけ上の最大観測可能距離:4200 Mpc 各クエーサーまでの距離:600〜4000 Mpc ヘルクレス座・かんむり座グレートウォールの大きさ:3000 Mpc うお座・くじら座超銀河団Complexの全長:300 Mpc シャプレー超銀河団までの距離:200 Mpc かみのけ座銀河団までの距離:90 Mpc グレートアトラクターまでの距離:68 Mpc ケンタウルス座銀河団までの距離:48 Mpc 晴れ上がり時の宇宙の大きさ(観測可能宇宙の直径):25Mpc おとめ座銀河団までの平均距離:20 Mpc アンドロメダ銀河までの距離:0.7 Mpc 銀河系の直径:0.03 Mpc ハッブル定数:67 km/s/Mpc 解説[編集]おとめ座超銀河団の隣の超銀河団は、うみへび座ケンタウルス座超銀河団であるが、両者は非常に近い関係にある。 クエーサーは、天体の中でも最も明るいものであるが、宇宙が若い頃(20億〜30億歳の頃)に多く形成された天体であるため、遠くに見えている。(遠くの天体は過去の事象が見えている) ヘルクレス座かんむり座グレートウォールは、今までに観測された中で最も大きな宇宙の大規模構造 かみのけ座銀河団を核とするかみのけ座超銀河団も、おとめ座超銀河団の隣の超銀河団であるが、所属するフィラメントは異なる。かみのけ座超銀河団はかみのけ座ウォールの中心部である。 ハッブルの法則をおとめ座銀河団に当てはめてみると、20Mpc x 67km/s/Mpc = 1340km/s となり、おとめ座銀河団は、1340km/sという速度で、我々から遠ざかっている。ここから、おとめ座銀河団の重力による銀河系がおとめ座方向へ近づく速度 185km/sを引くことにより、実際の相対速度1155km/sが導かれる。 シャプレー超銀河団は、ラニアケア超銀河団の隣の超銀河団 |
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